あらすじ
祐一は、相変わらず学校に忍び込んでいた栞と会っていた。栞の好きなアイスを一緒に食べ、仲が良い二人。そんな二人にもチャイムが鳴り響くと祐一はクラスに戻らなければならなかった。祐一は、栞と同じクラスの下級生と出会う。風邪で休んでいる栞のことを聞くと、下級生から一学期の始業式に栞が倒れそれ以来、ずっと休んでいるということを聞く。そして下級生は栞のことを美坂と呼ぶのだった。美坂という名字に心当たりのあった祐一は、クラスメイトの美坂香里に妹がいないかと尋ねてみるが、香里には、妹などいないと言われてしまうのだった。
学校から帰宅した祐一は、ウトウトと夢を見ていた。子供の頃の夢だった。あゆが欲しいといったクレーンゲームの人形を名雪から借りたお金で取り、あゆにプレゼントする夢だった。目が覚めた祐一は、舞踏会の時間ギリギリであることに気がつく。あわてて舞踏会の会場である学校の体育館に向かうと、ドレスアップした舞が待っていた。祐一は、舞に誰かと踊るように促すと、舞は祐一に側にいて欲しいと願う。そんな祐一は舞と踊ると周囲の目は釘付けだった。そんな時に舞が言う魔物が現れた。体育館のガラスが割れ、会場は大混乱。佐祐理も魔物の攻撃によって怪我をしてしまう。怪我をした佐祐理を見ると舞は我を忘れて魔物に立ち向かっていった。会場をめちゃくちゃにした舞は生徒会長から糾弾されることになった。
感想
さて、今回は、珍しく作画について。
これまで、作画は見れればいいかなぐらいに思ってきた私だが、
今回の祐一と舞のダンスシーンは、かなり動いていた。
鳥肌が立った。
涼宮ハルヒの、ライブ・ア・ライブを見たときもかなりすごいと思ったが、今回の舞のダンスシーンのクオリティーもかなりのものではないかなと思うのだ。本当に良く動いていた。
ストーリーについて。
まず、あゆ。
あゆは、やっぱり祐一を待っていた。ずっとずっと。
祐一が街から去った後も。また会えると信じて。
今回の二人で星を見るシーンとかいいなぁと思ってしまう。
二人で星を見に行くなんて、ヤバイ。こう見えても俺はかなりのロマンチスト。付き合った女の子と星を見に行ったことはないが、
というか、そもそも星を見に行こうなんて恥ずかしくて言えないわけだが、
一度は行ってみたいと思う。俺。
あゆとの星を見るイベントはお約束的な展開だが、逆にお約束だからこそ、あゆはメインヒロインなんだろうなとメインヒロインである所以を感じてしまう。私としては、本当は、栞と星を見たいのだけれど。。(^^;
そして、栞。
栞が、香里の妹であることがバレそうだったが。。。
こと病気がちのヒロインというのは、無理をしたがる。
寒空でアイスを食べたり、別のゲームの病気がちヒロインも
冬の海に、足まで浸かってあそんでいた。
栞もそうなのかなと思ってしまうが。。。
病気がちヒロインというのは、シナリオの持っていきようによっては
かなり泣いてしまう。どんな方向に進むのかなと思うが。。。
んで、声優ネタ。
栞と同じクラスの下級生の女の子。あれ、グレ子。
おとぎ銃士赤ずきんのグレーテルという人気キャラ役をやっているのが矢作紗友里さんだ。あの下級生の女の子も、矢作さんだった。
最近かなり注目の声優さんだ。
最後に、舞と佐祐理。
舞にとっての佐祐理は、本当に大切な友達なのだろう。
佐祐理が怪我をしたのが見ていられなくなった。舞。
結果、生徒会長に糾弾されることとなってしまう。
魔物がいたと言っても誰にも信じてもらえないだろうし、かくいう私も魔物の存在は、学校の廊下で舞が魔物らしきものを切るまで信じていなかった。祐一もそんなところだろう。
舞の立場としては辛いところだ。それに対して佐祐理は、今回の一件で舞のしていることが分かったのだろうか?
そして、この生徒会長からクレームを受けるシチュエーション。
どうしても、このシーンはハルヒの原作、涼宮ハルヒの動揺のあるシーンを思い出してしまう。
この二つの作品はストーリーは全く違うのだが、生徒会長というキャラは似ているかもしれない。それから、シチュエーションもとても、よく似ている。ハルヒの方も、もしアニメ化されたらこんな感じなんだろうなぁと思ってみていた。
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