Top > DEATH NOTE > 第09話「接触」 放送日2006年11月21日(NTV) あらすじ夜神家に仕掛けられていた監視カメラと盗聴器からは、キラの情報をつかめないでいた。しかしエルは、完璧すぎる月の行動をかえって不審に思う。このまま仕掛けていても、キラの情報をつかめないと判断したエルは、夜神家から監視カメラと盗聴器を外すことにする。それを知った月は自分が捜査対象から外れたと推測した。入試が終わり無事大学に合格した月は、入学式の日エルと名乗る男、流河旱樹と出会う。それはエル本人であり、月を不審に思ったエルが有名アイドルと同姓同名の偽名を使い自ら潜入捜査に当たったのだった。自分をエルと名乗り出てきた男に狼狽する月だったが、その場では平静を装った。しかし月は、自分をエルだと名乗る男を殺せば、警察に足がつくことからエルに手出しできないと判断し悔しさのあまり激怒したのだった。 感想まったく予想外の所にストーリーが進んだ。 時間を一気にセンター試験から入学式までの3ヶ月近い時間を進めたことになる。 私の予想では、月が捜査線上に浮かぶがいったんは消え、総一郎を上手く使って・・・という流れだと思っていた。つまり、もう少し同じ時間の進み方で、この幕というか、これは章かな? を進めていくのかと思っていたのだ。すると、確かに総一郎というキャラしかなく、他の捜査員を上手くつかってと言うことをシナリオに生かせない、しかも、新しい登場人物が出しにくく、出したとしても、月を追い詰める役としてレイやナオミの様な捜査員という立場でしか自然に登場させられない。これでは、同じシチュエーション、同じシーンや、シナリオの流れの反復でしかない。シナリオに閉塞感が出ていただろうなぁと思うのだ。 確かに、シナリオの流れの反復は分かりやすく、一度流れを掴んでしまえば安心してみていられる。そして、名作も多い。印籠を出すドラマとか、猫型ロボットのアニメや、最近の萌えアニメなどは、この傾向が強い。 そして、両者が大学に入ったことにより舞台が変わったことで、月の友人、エルの友人といった二人の間の確執にはないニュートラルな関係のキャラクターを登場させることがこれから出来るようになる。これは、シナリオ的にかなりのメリットがあると思われる。新しい登場人物によって、両者それぞれの意志に反するところで、思わぬ利害関係を招くようなエピソードを作ることが予想出来ると思うのだ。 ここに来て、時間を進め環境を変えることによって、物語を進められる可能性を上手く切り開いたなぁと思う。良くシナリオが練り込んであるなぁ そして、エル自ら月に近づき、自分のことをエルだと月に宣言することによって自らの保身も兼ねる上手い攻撃方法に出た。チェスや将棋は、私は分からないが、うまく相手の動きを封じつつ、自軍の戦況を有利に持っていくと言うことから、何となくではあるが、そんな戦略性を感じた。 エルは、キラがデスノートを使っているとは分からないのだが、少しずつ手探りではあるがデスノートの仕様を理解している。まだ知らない仕様はあるものの、これは後の伏線のようだ。少しずつではあるが月が追い詰められている。 最終的に結末はどうなるのだろうか? 来週からは、月とエルの心理戦になると思われる。 コメントアニメ 声優 深夜アニメ コスプレ フィギュア DVD CG 萌え 美少女 トレカ |