Top > パンプキン・シザーズ > 第02話「戦災復興部隊」 放送日2006年10月09日(tvk) あらすじオーランド伍長は、陸上情報部第3課に赴任することになり、アリス少尉達とウォルキンスの領地へと向かう。そこでは、ウォルキンス子爵が貧困を利用して、恐ろしゲームを行っていた。領民自らの命をかけ、戦車に追われる。時間までに生きていたら一生分の財産を与えられるというものだった。アリス少尉達は、そのゲームに無理矢理参加させられてしまうが、オーランド伍長が体を張って、戦車を止めたのだった。伍長がかつて在席していた隊は人の命が無視され戦車に対して0距離射撃を仕掛けるという特殊部隊、901ATT という部隊だった。 感想今回の話は戦後の貧困を利用して、人の命や尊厳をもてあそんだ貴族の話だったが、今回も、ぐっとくるシーンがあって良かった。 戦後の混乱期にあるので、どうしても人は迷いがちになる。 作品全体としての方向が第2話にしてある程度つかめてきた。テーマは否応なしに、痛みを感じない兵士として作られた伍長の人間的な尊厳を扱ったものという事が分かってきた。かなり重いテーマであると思うしどう描かれていくかというのが非常に楽しみだ。話によると原作がまだ完結していないらしいので、このまま短編を重ねていく構成にはなると思う。原作の雰囲気を、そのまま最後まで、そして、少し考えさせられるような難しいテーマではあるが、このまま描ききってほしいなぁと思う。 来週は、アリス少尉が倒れる話らしい。来週もどうなるかかなり楽しみだ。 コメント |