放送日2007年03月18日(テレビ東京) あらすじ×月○日 聖桜生徒会書記稲森光香、記す。
新生徒会室完成。
学園祭復活署名決裁日。集まった署名率76%。聖桜学園祭開催の条件である70%を超えたことにより聖桜学園、愛光学園2校による緊急合同会議。教職員たちによるミーティングが組まれる。いくつかの条件を了承することによって、聖桜学園祭開催受諾。
愛光学園、角沢多佳子生徒会長の監査の元、聖桜学園祭運営本部が発足。「トモダチからナカマへ」のキャッチコピーと、生徒たちが自主的に行う学園祭というテーマはそのままに具体案を検討。
第82回聖桜学園祭立案書を学園側に提出。
修正点を加え、立案書受諾。
聖桜学園祭準備開始。
午後8時6分40秒 第82回聖桜学園祭準備完了。 学園祭の準備も終わり、しもじーが帰って行きました。私もみんなと校門の前で帰ろうとしています。明日は学園祭。なんだか夢を見ているようです。ついに明日が学園祭当日。実感もわかないまま私がみんなに変なことをいいました。「今日、かえりたくない。」私がそう言うと、みんなも同じ気持ち。帰りたくないのはみんな一緒でした。結局私たちは、そのまま学校へ引き返し朝まで学校にいることにしました。 ねぇまなびちゃん。 おっきな、おっきな宇宙のちっちゃな星に聖桜学園という名の高校がありました。そしてその高校の屋上に、小さな小さな生徒会室がありました。5人の女の子たちが、笑ったり、怒ったり、泣いたりしながら、そこで毎日を過ごしました。生徒会室は今はもうなくなってしまったし、女の子たちはいつか学校を卒業していきます。 みんなでテラスで横になりながら、手をつないでそんな話をしました。 学園祭当日がやってきました。 そして学園祭が始まりました。 生徒会の私たちは、生徒会室にある学園祭実行本部にいなければなりません。いざ学園祭が始まってしまうと、本部はとても暇です。一緒にいたまなびちゃんが、学園祭を見に歩きたくてうずうずしているのが分かります。でも、芽衣ちゃんが、それを許してくれそうにありません。そうしていると、来賓でまなびちゃんのお兄ちゃんが来てくれました。まなびちゃんのお兄ちゃんは、本部で愛光学園理事長の鏡子さんと待ち合わせをしていたみたいで、後から鏡子さんもやってきます。まなびちゃんは自分のお兄ちゃんと、学園祭を中止しようとした鏡子さんとが付き合っていることをまだ根に持っているようでした。芽衣ちゃんとむっちの二人がかりでまなびちゃんを止めにはいり、そのすきに二人は学園祭を見に出かけていきました。 私は本部で多佳子さんが買ってきてくれた焼きそばを食べていました。本部に多佳子さんがやってきたのです。出来ることなら、私も文化祭を見て歩きたい。まなびちゃんと二人で、こんなにがんばってきたのに自分たちは参加できないなんて。。。とまなびちゃんと二人で悔しがっていると、多佳子さんは目をつむりました。多佳子さんの薦められるまに私たちも目をつむります。すると、学園祭復活記念バンドが演奏している音楽をバックに、文化祭の様子が聞こえてきます。こうゆうのもありかなって思っていると、突然、多佳子さんがまなびちゃんに「ありがとう」と言いました。私たちはどうしてか分からないでいると、多佳子さんはこう付け加えました。 最後だからと、運営本部をしもじーと園長先生にお任せして、私たちも文化祭を見に歩きました。そんなところに桃ちゃんがやってきて、まなびちゃんの手を引いて学園祭復活ライヴ会場へと行きました。ライヴ会場で、バンドのリーダーさんに勧められるまま、まなびちゃんが最後の一曲を歌うことになりました。会場の歓声が静かになり、まなびちゃんの透き通るような歌声が学校全体を包み込みました。 いまをいきる~ 出会いの季節よ~ まぶしいひかり 夢をあつめて おなじ青春 歩む奇跡 桜色の未来たち 空を舞う あーあー聖桜 喜びの声よ あーあー聖桜 学びの園にひびけ かがやくとき なかまと ともにある~ それは、私たちの学校、聖桜の校歌でした。 秋空の夕焼けになりひびく、文化祭の終わりを告げる花火の中、まなびちゃんの声が聞こえた気がしました。 「みんな大好き」って。 感想学園祭当日学園祭の準備の話があって、そこで問題が出てきて解決し、今回の話が第12話になるのかと思いきや学園祭当日まで時間が進んでしまい見事予想が外れた。しかし、今回の話が最終回でなくて良かったと思う。理由は後述しようと思う。 まなびの目には世界はどう映っているんだろう?「素敵な人の目には世界は素敵に映るのもの」 イメージすること多佳子が、夏休みに文化祭の準備を見に聖桜に来たときの複線だ。 しかしその時、多佳子は愛光学園の理事長から文化祭が中止することをあらかじめ知っていたために、まなびの言っている文化祭をイメージすることが出来なかったのだ。 結果として、まなびのイメージした文化祭をまなびは実現させたのだ。 ライブ ア ライブこの話を見終わったときの私の率直な感想は 2006年の04月期に放送していた、「涼宮ハルヒの憂鬱」その作品の中に、今回のような、学園祭の中で、主人公(?)涼宮ハルヒが歌うというシーンがあるのだが、それと今回のまなびが歌うシーンがそっくりだった。 それに輪をかけて、今回、バンドのリーダーの声優が茅原実里さんなのだ。茅原実里さんといえば、涼宮ハルヒの憂鬱に出てくる長門有希の声優さんでもある。この長門有希というキャラが「ライブ ア ライブ」のエピソードの中で、涼宮ハルヒと一緒に舞台へ上がりギターテクを披露する。 さて、涼宮ハルヒの声優といえば、平野綾さんだ。そう、まなびストレートで言うところの芽衣の声優さんなのである。 この意識した作りがパクリではないかという方もいらっしゃるし、ネット上では賛否両論あるところなのだが、私としては、遊び心があるスタッフで、こういった演出は面白かったと思っている。 そして、この際なので声優ネタでもう一つ。 あれ、聞き間違いかなと思い、校門の前でまなびの兄と話をするシーンをもう一度見てみたのだが、どう聞いても、ときメモの赤い娘であるつかさにしか聞こえないわけで。。。もしかして、私の耳を信じれば、「吉田友佳子」は誤植なのかなと思うのだが。。 全体的に今回は、涼宮ハルヒやら、ときメモやら他作品がいろいろ出てきてスタッフの遊び心が効いた面白い回だったと思う。 そして、この遊び心の効いた回が最終回ではなくて良かったと思う。 次回は、最終回だ。これを書いている現時点で、もう見ているので、どうオチるかは分かっている。 コメント |