Top > まなびストレート! > 第04話「プロモでゴー」

放送日

2007年02月04日(テレビ東京)

あらすじ

自分達の学園祭をやろうと決めた日から2週間が経ったある日のこと、学美達一同は生徒会室に集まって学園祭のコンセプト作りを行っていた。しかし、なかなか良いコンセプトが思いつかず頓挫していた。そんな中、学美が学園のみんなから何か良いアイディアを募集しようと提案する。しかし学園の生徒達は生徒会行事に興味がない。だから学園祭に興味を持ってもらうよう、プロモを作ってみてはどうかと芽生が言い出した。一同が良いアイディアと芽生の意見に賛同すると、パソコンが得意な芽生が中心になって早速プロモを作ることにしたのだった。

それぞれが日が暮れるまで作業をし学校をでた一同だったが、芽生が先に帰ると皆から別れようとしたとき、学美がラーメン屋さんによって行こうと芽生の手を引っ張り一同はラーメン屋に向かう。ラーメン屋で食べながら、皆が芽生のおかげで何とかなりそうだから、芽生も生徒会に入ったらどうかと口々に褒めていたときのことだった。芽生の顔色が変わり小学生の時のトラウマが蘇る。そのまま芽生は逃げるようにラーメン屋を後にする。そんな芽生の様子をみた学美は追いかけようとするが、むつきに止められたのだった。ラーメン屋に残された3人はむつきから、芽生の小学校の時にあった苦い経験を聞かされる。

次の日、生徒会室に芽生の姿は無かった。3人は生徒総会で学園の生徒達にプロモでアピールするため作業に掛かる。しかしパソコンが苦手な3人ではプロモ作りがなかなか思うように進展しなかった。そうこうしているうちに、生徒総会まで残り2日というところまで来てしまった。生徒総会で重大発表を行うと告知してしまったためプロモ作りは中止できない。芽生もまたラーメン屋の一件以来学校に姿を見せなかった。作業も進まない中、むつきが簡単に済ませられる物に変更しようと言い出すが、学美がそれを許さなかった。芽生は学美達が体よく押しつけようと思ったから傷ついた。だから、そうじゃないと芽生に分かってもらえるためにも芽生が決めた通り自分達で作ろうと言う。そして3人は徹夜の作業で出来るところまで作ろうと決心したのだった。

ラーメン屋の一件以来、芽生はずっと自宅でふさぎこんでいた。そんなところへむつきが芽生の家を訪ねる。芽生の部屋で世間話をはじめるむつきだったが、芽生は顔を合わせようともせず生徒会には行かないと言うだけだった。むつきは、生徒総会には来てとくれという言葉だけ残してその場を後にした。むつきが部屋から出て行った後、芽生は学美達が気になりだしていた。自宅のパソコンから生徒会室に置いたパソコンで作業している学美達の様子を見るのだった。朝5時、そのまま寝てしまっていた芽生が目を覚ますと、さすがにもういないだろうと生徒会室の様子を見る。すると、学美達は眠い目をこすりながらまだ作業をやっていた。生徒会室では、むつきが学美に芽生のことを聞いていた。学美は芽生が生徒会に欲しいからプロモ作りを最後までやろうとしていたのではなかった。学美は芽生と友達になりたかった。一緒に遊んで一緒に勉強して、高校という同じ大切な時間を共有したかった。芽生と友達になって芽生のことを沢山聞きたかった。ただそれだけだった。それを聞いた芽生の瞳から涙がこぼれ落ちる。芽生は、芽生自身が求める物を見つけていた。ただ求める物が近すぎてそれに気がついていなかった。

生徒総会の日の朝、徹夜で作業していた3人は疲れていつの間にか眠っていた。あわてて目を覚まし焦る学美だったが、パソコンを見るとプロモが完成していた。芽生がやってくれていたのだった。かくして生徒総会が始まった。学園の生徒達はあまり興味もないムードが漂っていた。そんななか学美が全校生徒の前でプロモを発表する。しかし映像が途中で止ってしまう。あわてる学美達。中止した方がいいかと学美に決断を迫られる中、芽生が現れた。芽生はパソコンを操作している光香に指示を出すと、自分達が苦心して作った映像が流れた。再生が終わるとプロモを見た学園中の生徒から拍手が巻き起こりプロモ作戦は大成功を収めたのだった。そして、芽生が生徒会に入会し、歓迎会を行う学美達だった。

感想

ちょっと心が痛い

ハルヒこと芽生の話。
小学生や中学生の頃、他の生徒が芽生にめんどくさいことを、押しつけたように、私も押しつけていた側の人間だった。
ただ、あのように体よく押しつけていたわけではないし、押しつけられたことも、もちろんある。
でも、押しつけられた側にとって見れば、どのような押しつけられ方をしてもきっと嫌だったんだろうなぁと思う。
今更ながらに、反省しているし、ちょっとしょっぱい思い出を思い起こさせてくれた。
今回の芽生の話は、思い当たるところもあるし反省するところもあるし、結構考えさせられる話だったなぁと思う。
そして、本当は芽生だってやりたくない。そして学美から出た言葉も悪気があったわけではない。

ブレスト

アイディアを出すときにブレストはかなり有効的な手段だと思う。
相手の意見を批判せず他人の意見に乗っかって議論を発展させて行くというやり方だが、今回のこの話ではブレストとまでは行かないもののそれに近いような形だった。芽生がとてもいい意見をいってプロモを作ろうと言いだしそれに学美が乗っかったような形だった。

UNIXコマンドっぽいものを打たなくても。。。

暴走したプロセスキルして、ディスクのマウント解除して、やり直しただけっぽいけど。まぁパソコン知らない人には、わからないだろうなぁ

全体的によかった。

第4話も面白かった。芽生の生徒会入会の話とトラウマ、そして文化祭の伏線に繋がる準備の話。これらを上手く絡めて1本の話に収めた。
今のところ、シナリオにはずれなし。かなりいい。今期始まったアニメの中では、トップクラスの面白さだと思う。
一応それぞれキャラの性格を掘り下げる話がボチボチと出てきた感じ。だが、ここから、少しずつ他のキャラクターについても掘り下げていくのかと思われる。最終的には、学園全体が学美のおかげで変わりました。という流れに持っていけばかなりいのではないかなぁと思う。
どの辺に、オチるかという辺りも楽しみだし、これからキャラの話も楽しみだ。
ある意味、12話で終わらせるのはもったいないなぁと思う。
今回までのシナリオのクオリティーを維持できるならば2クール作品でもいいなぁと思う。

コメント


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Last-modified: Sat, 22 Nov 2008 05:57:47 JST (5628d)